春秋戦国時代からの古都「杭州」へ龍井茶を買いに行く。
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「K71重慶行硬座」

暮れの上海駅は故郷への帰省客で混雑していた。
駅のキップ売り場で「K71
杭州一張」と言うと、
窓口の女性は「よく買えたねえ。おめでとう」と言った。

ヘンな事を言うなあと意味が解らなかったのだけれど、
ホームの上の待合所へ行って驚いた。
上海駅の待合室はホームの上に、行き先別に
それぞれ、体育館ほどの空間が幾重にもある。
大きな荷物を抱えた帰省客がそれぞれの待合室に
千人以上列車の出発を待っているのだ。

そして、改札が始まると、先を争って改札に殺到する、
なんか生存競争は、とてもとても半端ではない。

私も焦りと不安に襲われ、慌てて改札を通り、
やっとホームの列車へ辿り着いたのだが、
キップを良く見ると何の事は無い、指定席であった。


硬座の車両に一般外国人が乗車出来る
ようになったのは2000年の夏からと言うけれど、
狭い6人掛けの座席に隣り合った人たちは、
皆ご近所の、おじさん・おばさんのようで、
何だか妙に懐かしい。ひとつ空いた座席に
後から乗り込んできた、若い女の子は「茶髪」
で一人浮いてたりして。しかし、あちこちの席を
見ると若い子はやはり「茶髪」で、それはそれで
妙に安心するから、これも不思議。

火車はゆったりとした速度で杭州へむかう
古都「杭州」へは3時間で到着するけれど、
「K71」は終着駅の「重慶」まで、
さらに40時間走るのだ。


準備中
冬の西湖(シーフー)を渡る風は冷たい。
シルクの産地「杭州」の問屋街。

「老鴨」

20年も前に、香港で食べた「乞喰鳥」が、
忘れられなくて、「乞喰鳥」料理の故郷「杭州」へ
行ったら、絶対本場の「乞喰鳥」を食べようと、
決意していたのだけれど、
現地で買ったガイドMAPにある
「乞喰鳥」が美味しい店は潰れていた。


杭州で一番の「張生記」は凄いよ。
百貨店のような大きな店内では、
ここの名物鍋「老鴨」を、
ワイワイガヤガヤペッツペッツ、
と食している。
初めから最後の最後、ナベの底まで、
ウマくて美味しくて、呆れるね。

これを地元の人は、
日本ならラーメン食べるように皆で楽しんでいる。
ニッポンでよく言うグルメなんて糞食らえだね。

さらに言えば、日本の旅行ガイドに、この店は
載ってないのだね。いいかげんだね。

「乞喰鳥」は食べられなかったけれど、
遠い昔マルコポーロが杭州へきて大法螺
吹いた事も、なんだか分るような気がする。

「張生記大酒店」
中国杭州慶春東路双菱路57号
TEL0571-6027777




「龍井茶」







「税金」

年の瀬も押し迫ったので、
はやく北海道へ帰らなくてはと、
「人民元」をキレイに使い果たして、
空港ゲートへ急ぐと、
ここで「税金」を払わなければ
通れませんと言われてしまう。
それでしょうがなく、再び両替所へUターン。
こういう時は、癪に障るね。



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